アスコト。 vol.3 December.2020
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客様にご提案させていただいています。保険については営業担当者に聞けばなんでも頼れるということがお客様の安心感に繋がると思うからです。とはいえ、営業担当者にも得意・不得意がありますので、各部・支店で苦手なところをサポートし合う体制を作っています。お客様の前に出ていくのは営業担当者一人かもしれませんが、営業担当を皆で支えることで、組織としてお客様をお守りする態勢を整えています。」営業担当者が自信を持ってお客様に提案できるように最も力を入れているのが『更新面談』です。『更新面談』とは、「現在のお客様の状況をよく知る営業担当者と、高いレベルの商品知識を持つ営業サポート部門とが面談し、お互いの強みを活かしてお客様に合った提案プランを練り上げる」ことが特徴です。現在弊社には、約6名の保険会社出身のメンバーがいますが、このメンバーを中心に、高い商品知識でお客様の補償についての確認を営業担当者とオフィス部門が連携し取り組んでいます。この取り組みを始めた背景について、自身も営業サポートを担う佐藤は、 「お客様に高い品質の保険商品を提供するために、朝礼や勉強会を開催してきましたが、営業担当者の人数が増え、保険商品も多岐にわたることから、それぞれの知識にもバラツキが見られるようになりました。もし、契約内容に間違いや足りない部分があり、お客様が出ると思っていた保険金が出ないなど、お客様が困るようなことがあっては、これまで重ねてきた営業担当者・当社への信頼が一気に崩れてしまいます。そこで、営業担当者と営業サポート部門が互いの強みを活かして教え学びあいながら、満期を迎える契約だけではなく、お客様が実際に加入している全ての契約を見て、補償のモレやダブリがないか、当社内でしっかりと確認していくことにしました。世の中では当たり前の事かもしれませんが、一般的な保険代理店では、営業担当者の考えだけで販売されている事が多くあり、弊社だからできることの一つとしてこの取組みを実施しています。」 『更新面談』では、「会社としてお客様をお守りすることに知恵と時間を使い、徹底的にお客様のことを考え抜いた提案を行う」ことにこだわっています。ベストコンサルの企業風土は、「絶えず変化し続ける会社」です。組織変革・組織活性化に役立っているのが、全メンバーが参加する『委員会活動』です。もともとは、会社の中期経営計     画をどう実現していくかを考えるために、いくつかの委員会を発足させたことがきっかけですが、メンバーが自らの考えを発言し、主体的に行動を起こすきっかけになっています。 「お客様の身近にいる営業担当者と内部部門のメンバーが、お客様にどうすれば喜んでいただけるか、事故の際にもっと安心して貰えるにはどういった態勢が必要かなどオープンに議論し、委員会での検討結果を当社の組織運営に役立てています。」メンバー一人ひとりに経営に参画しているという意識が芽生えることで、より組織態勢の強化が実現できていると感じます。この激動の時代のなかで、当社が「お客様の生活に必要とされ続ける会社」でありたい。その想いで保険を軸に、例えば自動車関連や住宅関連、医療・介護関連といった、保険との関わりが強い生活関連事業の展開を進めています。この展開についても、各委員会が連携して進めています。 「お客様からの信頼が高まるにつれて、様々なご相談をして頂けるようになりました。保険はお客様との関係構築の上で、とても大切な軸ですが、その良さを実感頂ける場面は事故が起きたときなどに限られています。当社がワンストップで様々な場面でお客様のお役に立てるように、各事業に取り組んでいます。」代表の山下は、『日本一のチーム力』によって、地域のお客様を守り続けられる会社、若手を育て、メンバーの発意を大切にして変化し続ける会社を創りあげていきたい」と固い決意を込めています。営業担当者と営業サポート部門で『ご契約内容確認(更新面談)』を実施『委員会活動』を通じてメンバーの発意を大切にお客様をお守りし続けるために事業も変化させる5 当社の取組みについて5 あなたの雑誌の誌名と号数入る

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